香取市を歩いていると、雨戸が閉まったままの家に出会うことがあります。かつて家族が暮らし、いまは誰も住んでいない家。持ち主にとっては「そのうち考えよう」と後回しになりがちですが、この町に住みたいと考えている人にとっては、貴重な選択肢のひとつです。その両者をつなぐ仕組みが、香取市の「空き家バンク」です。
空き家バンクとは
香取市は、市内の空き家を有効活用し、移住・定住の促進による地域の活性化を図ることを目的に、空き家バンク事業を実施しています。「空き家を売りたい・貸したい」所有者と、「香取市に住みたい」利用希望者の双方が市に登録する仕組みで、登録された物件の情報は専用サイトで公開されます。
売りたい・貸したい人の手続き
所有者側が提出するのは、物件登録申込書(第1号様式)、物件登録カード(第2号様式)、同意書(第3号様式)の3種類と、本人確認のための身分証明書です。身分証明書は、顔写真のあるもの(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)なら1点、顔写真のないもの(健康保険証、年金手帳など)なら2点。窓口へ持参するほか、郵送やEメールでも提出できます。各様式は市のウェブサイトからPDF・Word形式で入手できます。
買いたい・借りたい人の手続き
利用を希望する側は、利用登録申込書(第10号様式)と誓約書(第11号様式)に身分証明書を添えて提出します。申請の手順は、市が公開している実施要綱と、売りたい・貸したい方向け・買いたい・借りたい方向けの2種類のパンフレットにまとめられています。
ひとりで抱えこまないために
「相続したものの、どこから手をつければいいのかわからない」。そんなときのために、香取市では市内の宅地建物取引士による不動産お困りごと相談会を定期的に実施しています。売るのか、貸すのか。その前に片づけや修繕が必要なのか。専門家と一緒に整理するところから始めても、遅くはありません。窓口は市役所の都市整備課住宅班です。
移住を考えている人は
住まい探しとあわせて、支援制度や子育ての環境も気になるところだと思います。香取市への移住の基礎情報は、常設ページ「香取市に住む」(https://katorino.jp/live/)にまとめていますので、あわせてご覧ください。
空き家は、放っておけば傷んでいきます。裏を返せば、誰かが住み継げば、その家はまた家として使われ続けます。まずは市のページを開いてみるところから。
出典:香取市「空き家バンク事業」(2023年3月31日更新)https://www.city.katori.lg.jp/living/sumai/akiya_taisaku/kaisetsu.html